ニーズの詳細
テーマ | 全消化管を一度にスクリーニングしたい |
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現状の課題 | 現在、通常内視鏡検査は、上部消化管内視鏡(食道・胃・十二指腸)、下部消化管内視鏡(結腸・直腸)が一般的に行われており、限られた条件(適応)でのみカプセル内視鏡(小腸)が行われる。近年では消化管癌に対する任意型検診でも内視鏡検診が認められてきており、スクリーニングを目的とした内視鏡の需要は増加している。しかしながら、内視鏡の普及には①内視鏡医(施行医)のマンパワーと技術的要素(腕の良さ)、②患者の受ける「苦痛」、③検査や鎮静による合併症リスク、などがあり課題も多い。実際便潜血陽性患者の大腸カメラ受診率は非常に低いことが言われており、内視鏡検査時の「苦痛」は検査を受ける上での大きな障害となっている。また、一度に全ての消化管を検査することはできず、それぞれの検査を組み合わせる必要がある。 |
現場のニーズ | 一度に全消化管のスクリーニングが可能なカプセル内視鏡があれば非常に有用と思われる。実臨床において消化管のスクリーニング内視鏡検査が必要な患者は少なくない上、任意型検診まで考慮するとその対象患者は多いと思われる。患者受容性の点から低侵襲で苦痛がないものが望ましい。 |
本ニーズに関連する既製品 | |
既製品では対応困難な理由 | |
関連する診療科等 | 消化器内科 |
想定される利用シーン | その他 |
問い合わせ可否 | 対応できる |
一般公開期間 | 2019-08-21 ~ 2021-12-31 |