ニーズ詳細

ニーズの詳細

テーマ 尾側膵切除術後の主な合併症である膵液漏を減少させるための安全な膵切離デバイスがほしい。
現状の課題 膵切離を多くの施設では自動縫合器を用いて行っている。これまではメスで膵を切離し、断端を縫合していたが、自動縫合器の普及に伴い施設間の膵液漏率の差が少なくなり、医療の均霑化に寄与した。しかし自動縫合器を用いても術後膵液漏は10-20%に生じ、そのうちの一部は術後出血から不幸な転帰を辿ることがある。現時点ではまだ膵液漏を完全に予防しうるデバイスは発明されていない。対象は尾側膵切除術を受ける患者である。
現場のニーズ 膵液漏予防が完全とは言わないまでも現状の半分以下に抑えられるとすれば、術後膵液漏率は5-10%まで低下することとなる。これにより入院期間の短縮が図られ、医療経済的にも望ましい結果となる上、患者本人にとっても安全な医療を受けることが可能となる。現在は片方3列のステープルを形成する自動縫合器を用いて膵切離を行っている。断端部をより密着接合できるよう、ステープルによる断端閉鎖ではなく、より密着性の高い方法も効果的と考えられる。
本ニーズに関連する既製品 メドトロニック Signia
エチコン Echelonなど
既製品では対応困難な理由 上記製品を用いても、膵液漏率は10-20%と依然として高率である。上記2製品はほぼ同等の成績である。膵液漏軽減のためには別の機序を盛ったデバイスが必要と考える。
関連する診療科等 消化器外科
想定される利用シーン 手術室周り
問い合わせ可否 対応できない
一般公開期間 2020-07-07 ~ 2021-12-31

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