ニーズの詳細
テーマ | 静音化、小型軽量化、チューブレス化に対応した静脈血栓塞栓予防装置がほしい |
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現状の課題 | 静脈血栓塞栓予防装置は、術後や離床困難な状態にある患者の深部静脈血栓塞栓予防を目的に使用される。装置は、空気を送る本体、患者の両下肢へ装着するスリーブ、本体とスリーブを接続する接続チューブとで構成される。同装置を使用時には、装置本体は患者の脚側のベッド柵に掛けて設置され、装置本体から患者の左右の下肢に装着されたスリーブまでは、接続チューブを介して繋がっている状況になっている。既存製品の課題として、装置の作動音により患者が快適な睡眠が得られないことや、接続チューブがベッド上で邪魔になり足の可動域に制限がかかることが挙げられる。 |
現場のニーズ | 静脈血栓塞栓予防装置使用時に、患者が受ける不快感や身体的制限を解消したい。そのために以下のような規格を保有することを期待する。 ①スリーブと本体装置の接続チューブをなくす ②本体装置を小型・軽量化、かつ静音化 ③スリーブは左右それぞれ独立させる(ただし、圧迫動作は連動させる) |
本ニーズに関連する既製品 | 現在使用中機器:ベノストリーム(テルモ)、SCD A700(Medtronic) |
既製品では対応困難な理由 | |
関連する診療科等 | 手術室,ICU,CCU,カテーテル室,介護部門,病棟,在宅医療,全ての診療科 |
想定される利用シーン | 在宅・遠隔,病室周り,手術室周り |
問い合わせ可否 | 対応できる |
一般公開期間 | 2020-12-10 ~ 2021-12-31 |