平成27年度「医工連携事業化推進事業」成果報告シンポジウム
2016年03月02日
日本医療研究開発機構では、医療現場が抱える課題に応える医療機器について、日本が誇る「ものづくり技術」を活かした開発・実用化を推進することにより、我が国の医療機器産業の活性化と医療の質の向上を目指した「医工連携事業化推進事業」を実施しています。
本シンポジウムでは、今年度実証事業を実施したコンソーシアムの中から代表事例の具体的取組、特に医療機器の開発・事業化で直面する課題への対応など、今後医療機器開発・事業化に取り組む企業にとってビジネスヒントとなる情報を発表します。次年度の医工連携事業化推進事業を含め、国・自治体等の医療機器開発助成事業に応募を検討されている団体にとって有益な情報が得られる機会かと思いますので、是非ご参加ください。
開催日:2016年3月2日 (水) 13:00-16:30 ※終了しました
会場:イイノホール
(東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4階)
主催:AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)
事務局:株式会社三菱総合研究所(事業管理支援法人)
本シンポジウムは、日本医療研究開発機構からの業務委託により(株)三菱総合研究所が事務局を務めております。
参加費:無料(事前登録制)
リーフレット:平成27年度成果報告シンポジウム
プログラム
※講演者の敬称略
12:30- | 開場・受付開始 |
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13:00-13:10 | プログラム・ディレクター(PD)挨拶 日本医療研究開発機構「オールジャパンでの医療機器開発」プログラム・ディレクター 公益財団法人医療機器センター理事長 菊地眞 来賓挨拶 経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 医療福祉機器産業室長 土屋博史 |
13:10-13:30 | 講演「医療機器分野における日本医療研究開発機構の取り組みについて」 日本医療研究開発機構 産学連携部長 森田弘一 |
13:30-15:45 | 平成27年度実証事業者による成果発表 <はじめに:成果発表の狙い>日本医療研究開発機構 産学連携部 医療機器研究課 <テーマ1:本事業に応募した背景と狙い>自社単独でも製品開発能力を持つ医療機器メーカーが"医工連携"事業に応募した背景、自社ビジネス戦略における本事業の活用の狙いについてご紹介します。 「高強度NiTiを用いた下肢用セルフエキスパンダブルステントの開発・海外展開」 テルモ株式会社 研究開発本部 研究員 早場亮一 「世界初の人工気管の製品化事業」 第一医科株式会社 代表取締役社長 林正晃 <テーマ2:本事業を活用した医療機器市場への新規参入>医療機器ビジネスの経験を持たない企業が、"伴走コンサル"に代表される本事業の支援メニューを活用して新規参入を実現した事例をご紹介します。 「在宅用人工呼吸器の開発・事業化」 エスティケイテクノロジー株式会社 電気計測事業本部 システム開発部 チーフ 金田孝文 「難治性胸腹水の外来治療を可能とするモバイル型胸腹水濾過濃縮用装置の開発」 株式会社タカトリ 医療機器事業準備室長 福光秀之 <テーマ3:事業化視点に立った薬事戦略の再構築>製品が完成した後に薬事対応を検討するのではなく、"どのようにビジネスを展開するか"という事業化視点から薬事戦略を随時見直しながら開発を進めた事例をご紹介します。 「新構造の振動子を用いた世界初の軟骨伝導による補聴器の開発」 リオン株式会社 相談役 吉川教治 「人工呼吸器の換気に同期した自動痰除去システムの開発・事業化」 株式会社メディカルシード 代表取締役/九州保健福祉大学 教授 竹澤真吾 <テーマ4:医工連携マッチングによる事業体制構築>臨床現場で抱えていた課題・ニーズを持つ医療従事者と技術シーズを持った企業をマッチングし、医療機器ビジネス体制を構築した事例をご紹介します。 「手術室内でリンパ節がん転移の迅速診断を可能にする診断支援システムの開発」 ウシオ電機株式会社 システムソリューション事業部 機能部品開発部 部長 小高大樹 「大腸検査の苦痛を解決するための触覚付き先端駆動式全天周内視鏡の開発」 株式会社トップ 営業本部 ヘルスケア統括事業部 統括部長 三木誠 |
15:45-16:05 | 医療機器アイデアBOXを活用したマッチング 株式会社三菱総合研究所 医療機器イノベーション事業チームリーダー・主席研究員 山田栄子 |
16:05-16:30 | プログラムスーパーバイザー(PS)全体総括 日本医療研究開発機構「医工連携事業化推進事業」プログラム・スーパーバイザー 国立循環器病研究センター 研究開発基盤センター長 妙中義之 |