【管理番号23-001】生体吸収性ポリマー技術を用いた生体吸収性ステントの改良及び製品化

計画名

生体吸収性ポリマー技術を用いた生体吸収性ステントの改良及び製品化

事業概要

高齢化社会で増加している動脈硬化疾患の治療では、血管を拡張するために金属製ステントが使われることが多い。しかし、金属は体内に永続的に残り、再び血管を狭くするリスクが高い。そこで独自の生体吸収性ポリマー(欧米アジアで特許取得)を材料として、血管内に異物を残さず、自然な血管機能回復を実現する新規ステントを開発・改良する。体内で吸収される安全なステントにより、患者のベネフィットと治療効果の向上を目指す。

事業化する医療機器等の概要

事業コンセプト

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基本情報

製品名末梢血管用生体吸収性ステント「REMEDY」一般的名称末梢血管用ステント
クラス分類クラスⅣ許認可区分承認
申請区分新医療機器承認・認証番号等-
薬事申請予定者株式会社京都医療設計製販業許可取得済み

上市予定(委託事業終了時)

国内市場海外市場(具体的に:欧州)
薬事申請時期2015年2014年(一部変更、2016年までに製造規模拡張)
上市時期2016年2016年

事業成果

平成22年度平成23年度平成24年度平成25年度平成26年度平成27年度事業化製品
-成果報告成果報告成果報告--製品概要

メディア掲載

メディア内容
外務省広報誌"にぽにか(niponica)"2013 NO.10「動脈硬化治療の切り札、生体吸収性ステント
TBS毎日放送"VOICE"2013年7月6日放映「関西中小企業の技」
メディカル朝日2012年11月号「医療を支えるものづくりニッポン」
CirculationNishio S, Kosuga K, Igaki K, et al.,
Long-Term (>10 Years) clinical outcomes of first-in-human biodegradable poly-l-lactic acid coronary stents: Igaki-Tamai stents.
125(19):2343-53,2012 May 15
WEDGE2012年5月号「医療機器 欧米に勝てない理由」
産学官連携ジャーナル2012年5月号「産学連携に基づく生体吸収性ステントの誕生」
Newsweek2011年12月7日号「日本を救う中小企業100」
外務省広報誌"Highlighting Japan"2010年11月「New "Bioabsorbable" Vascular Stents」

コンソーシアム体制

実証事業コンソーシアム構成イメージ

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実証事業コンソーシアム構成メンバー

事業管理機関事業実施機関
株式会社京都医療設計国立大学法人京都工芸繊維大学

学校法人慶應義塾 慶應義塾大学病院